今のおうちでもっと解放感のある暮らし MAIMYLIFESTYLELABO 吉野舞依子です。
普段ニュース番組やドキュメント番組以外興味がなかなかない私ですが、唯一朝ドラにはまっているのですが、その中でもブギウギは特に大好きだったドラマです。
福来スズ子さんのみんなを元気に笑顔にするそのパワーが大好きで、自分もそんな存在になれたらいいなとおもいながら、後半の子育てシーンでは自分とかぶせて勝手に見ていました(笑)今日はそんな話から自分の思う子育てと親の役割についてお話しようと思います。
子どものために
スズ子さんが愛娘あい子ちゃんにたくさんのお友達をつくってあげたくって、仕事で忙しい中でも積極的にママ会を開いたり、クラスメートのお友達をよんでパーティーをしたりしていたシーンがありました。スズ子さんは、自分にできることであい子ちゃんのためにと一生懸命だったんですね。
実は私もその昔、息子のためにと幼稚園時代、クラスメート全員をよんで、息子の誕生日会、クリスマス会、さらにはママ会までたくさん企画していました。あの光景は昔の自分と被ってみていました。
息子もあい子ちゃんも一人っ子だったから余計かもしれません。ある意味親ばかかもしれません。これは仕方ない。子どもへの愛情が一人に良くも悪くもいってしまうし、社交性のあるスズ子さんならではの子どもに対する愛情のかけ方だったのだろうと見ながら、自分もまたそうだったなと思い返していました。
自分のために
ドラマではスズ子さんは、あい子ちゃんの最初のお友達のはじめくんとの出会いを通して、自分の考えを思い改めるきっかけになります。あい子ちゃんはわがままでお母さんを困らせているだけだと思っていたけれど、実はとても素直で優しいいい子に育っていたんだと、気づきをもらいました。
実は私もその昔、息子はクラスのみんなに迷惑をかけていないか、授業の妨げになることをしてはいないか?支援級から通常学級に転籍を決めた小学校二年生の時、
そんな不安もありました。なので、息子には人一倍厳しく当たっていたと思います。そんな姿を見ていて、クラスのお友達に「息子君。一生けん命やっているのにかわいそうだよ」といって息子を擁護してくれたんですね。
小学校の先生には「息子君の存在で息子君を助けてあげる気持ちが芽生えて、息子君も人に頼ることを覚えてすごくいいコミュニケーションが生まれていますよ」そんな報告を受けて、息子は人に迷惑をかける存在なんかじゃなく、クラスの雰囲気をよくしてくれる存在になっているのだと、クラスのお友達や先生から気づきをもらいました。
子どもの背中を見るように
スズ子さんと刑事さん、お手伝いさんがあい子ちゃんとはじめくんの二人の会話と遊んでいるシーンを見ながら、「これからは親が子供の背中を見ながら育てていく時期なんですね」とそんな会話をするシーンがありました。まさにその通りだと共感しきりのシーンでした。
私も息子が小学生から中学生になり、高校を決めないといけないという時期に、いろんな学校を見て回る中で、それまでなんでも私が主体になって決めていたことが
初めて息子が自分で決めた学校が今の高校でした。息子が学校を選ぶのに、一緒に説明会に同行したり、資料を集めることを手伝っても、学校を決めたのは息子。そのための面接試験の勉強も頑張っていたし、面接試験での息子の姿は今でも忘れられないぐらいはきはきと立派だったと親ばかながら感動しました。
幼少時代、お友達との会話はおろか、みんなの輪に入ることも苦手だったあの息子の姿が信じられないぐらいの成長に、息子の意志を感じた瞬間でもありました。
あのとき、私が見てたのは息子の顔色ではなく、息子の背中だったと、回想してました。
すでに自分の道を歩き出している。
今息子は大人になっての自立と仕事に向けていろいろチャレンジしています。そんな会話もずいぶん増えましたし、1年後には高校卒業を控えて、卒業後の進路を決めていく年でもあるのですが、すでに私に決定権などあろうはずがなく、息子自身で行きたいところを決めています。 それは私が思っていた大学のような学校とは違い、職業訓練のような場所なのですが、息子に大学生活を送らせてやりたいと勝手に思っていた私の気持ちとは違い、息子は社会人になって働くことへの意欲が学生生活より強かったことを知りました。もう息子の中ではいわゆる学生生活はもう十分だったのでしょうね。
息子の選んだ選択が将来どうなっていくのかなんてだれにもわかるはずもなく、そんな正解・不正解を親が悩むことより、自分で選択するという事が大切だし、どんな子供にもその力があるんだという事を息子に教わりました。
親ができることはほんの一時
こうしてこれまでの時間を振り返ると親が子供にべったり関われる時間はわずかな時間だったなと思います。数年ではないでしょうか?逆に子供が成長するとべったり関わることよりも、背中を見ながらサポートすることのほうが多くなっていくし、むしろそのサポートの仕方のほうが難しかったりするかもしれません。
過保護、過干渉でもいけないし、逆に放置でもいいわけではありません。我が家はほとんど手をかけていません。とか。放任主義です。というようなことが書かれているSNSをよく見かけますが、言葉で書くとそうなるけれど、実際はいろんな側面でサポートしている親御さんもたくさんいらっしゃると思います。
思春期というのは一筋縄ではいかない事もあるし、親子で会っても別の考え方を持つ一人の人間です。思い通りになんてなりませんよね。むしろ思い通りにしようとする方がとらえ方によっては問題ではないかとも思えます。子どもには子供の人生が。そして親には親の人生が。一人一人の人生があるという事を忘れてはいけないと思います。
私が息子にできることはなにか
私の場合は昔は息子を自分のレールに乗せていた傾向がありました。過干渉というやつですね。だんだんレールから外していって息子自身に息子の人生を選択させるように背中を見てきました。
決して子育てが得意なわけでも好きなわけでもなかった私が、自分の得意なことで子育てをしようと考えたのが「ここちよいおうちづくり」おうちづくりを子育てに最大限生かそうと、「子どもがのびのび育つ家」を中心に子どもの心の安心とのびのびできる空間づくりと子育てをしてきました。
安心して過ごせる居場所づくり
子育てのやり方に正解なんてありません。ですが、それでも子育てには、子どもが安心して過ごせる居場所というものが必要不可欠であるという事は自身の子育て経験を通して感じましたし、仕事でもお客様のおうちをリノベーションして、おこさまだけでなく家族が明るくなったり、前向きになっていく様子を見てきて感じています。
すずこさんも子育てには不器用なところがあったかもしれないし、仕事で忙しくて付きっ切りでかまってあげることができなかったかもしれないけれど、あい子ちゃんへの純粋な愛情と想い。そしてかぞくの心地よい空間があればこそ、最終的にはわかりあえるんだよなと感動しながら見ていました。
今あるおうちでもっと解放感のある暮らし
ラボのテーマでもある「今あるおうちでもっと解放感のある暮らし」それは、特別な広い家を買うとか、豪華なインテリアにするとかそういう話ではなく、今のおうちと環境を生かしてそして何より自分にしかないらしさを最大限発揮して、子どもと家族の心が安心できるもっと解放感のある暮らしを作るという事をテーマにしています。
学歴とか、高収入とか、容姿がいいとか、表層的なことではなく 自分の内面から幸せに思えるようなそんな暮らしと解放感心地よさは自分のおうちだからこそ実現できる身近な空間だと思うのです。
無理に誰かにあわせなくてもいい。一生懸命社交的な場所にでていかなくてもいい。人と比べることなんてもちろん必要ありません。
お子様にとってもご自身にとっても、心から安心できる空間を作っていってほしいと思います。私が息子に親としてできる役割は、どんなところに羽ばたいていっても、いつでも帰ってこれる安心できる居場所がこの家であり、家族。いつか、むすこが別の家族や居場所ができるその日まで。
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