(この記事は4月12日のNewsLetterを編集したものです)
今あるおうちでもっと解放感のある暮らし
MAIMYLIFESTYLELABO 吉野舞依子です。
LABOがスタートして5か月目になりました。以前はマイマイショップという名前で活動していましたが10年を節目に屋号とHPをリニュアルしました。もともと起業は全く考えていなかった私が起業するに至ったのには、訳があります。
今の家を建てたのは10年前。マンション暮らしに不満はありませんでしたが、豊田での自然素材住宅+専用庭のある暮らしで、日常に自然を感じる暮らしの心地よさをしったことでした。
子育てにも変化がありました。幼少期の息子はコミュニケーションが苦手で、和の中に入ることすらできませんでした。もともと子育てに苦手意識のあった自分。得意分野のおうち空間を生かして何かできないかと思いついたのが我が家にみんなをよぼう!でした。専業主婦だった5年間。友人とおうち茶会したり最終的には50人以上までになり、自然とコミニティが。
そうした自然と子育ての融合が豊田の暮らしであって、最終的にコミニティができる解放感のある自然豊かな空間を作りたい!そんな思いが詰まった家が今の我が家です。
新居ができて、最初に思ったのが、友人仲間を集めて何かをしたい!生まれたのはハンドメイド雑貨を売るお店でした。会社員しか知らない私が勢いそのままに始めて、マイマイショップというお店として認知されるように。
お店をしているとき、我が家にいらっしゃるお客様からのおうちの相談を受ける機会が増え、住宅の仕事復活!そんな思いが強くなり、息子が小学生にななったタイミングで 雑貨の委託販売を終えて、暮らしの講座 おうち相談をはじめ、中学生になると、法人案件。リノベーションや新築、オフィスのプランニングも受けるようになっていきました。
趣味で育てたハーブも、コロナ中にメディカルハーブや予防医学の学びを経て、ハーブ講座もはじめ、ウエルネスライフのある暮らしと住まいの相談提案の場所として今年からLABOのスタートに。
起業したての頃コンサルで、自分の本音に向き合いなさいと叱咤されたことがあります。その結果自分は収入よりライフスタイルを大切にしたいという本音にたどり着き、おうちの役割に、自分のやりたいことを実現する場所が加わり、10年目にしてLABOという形で実現したのです。
そんな流れで、息子の成長と共に働き方を柔軟に変えてきたわけですが、それができたのもおうちで起業というスタイルがあったからこそです。
自分の道のりを振り返ると私にって何より優先すべきは家族とおうち空間だと言えると思います。それは息子の障がいも一因ではありますが、心と体の安心健康はおうちからという考えから。
おうちづくりについていうと、何もかも理想なわけではなく必ず条件というものがでてきます。家族優先で考えると利便性や売却時の資産価値も優先に。その分土地や家の広さ解放感はどうしても狭くなりがち。半面お仕事で通勤が必須の方にしてみれば、毎日の通勤通学時間も欠かせない問題。トータルバランスで決めることになるわけです。
我が家の場合
・夫の会社が大阪方面だったので、通勤時間
・私が車の免許がないため、日常のお買い物や病院
・適度に緑がある街並み
家族のライフスタイルバランスを総合して今の場所になりました。
昔からぶれないところ。大切なのは心地よい開放感のある暮らし。自然を身近に感じれる暮らし。そして最後に行ってらっしゃい。お帰りなさい。と言える環境。新築して10年、おうちは安心安全+やりたいことを実現する場所になったわけです。
ここまで我が家のhistoryをお話しましたが、仕事についていえばやりがい。大切です。
やりがいのある仕事って?とよく言いますが、私は職種以上に仕事の取組み方だと思っています。
例えば、上司にAという仕事を任され、考えなければいけない課題にぶつかった時、その課題にどう向き合って取り組めるか。その姿勢が大切。こんな問題を押し付けた上司の文句ばかり考える人は他力。その発想だとやりがいは見いだせないのではないでしょうか?
仕事にやりがい重視でもお金重視でもどちらでもいい。どちらが大切かという問題ではなく、どちらを選択したにしろ、自分で決めて人のせいにせずに進めるかどうか。
どんなに好きな仕事でも、やりたかった仕事でも、決して良いことばかりではありません。上手くいっても失敗しても、自分に責任もって臨めるかどうか。
それができればどんなことでも、やりがいをもって進めていけるのではないでしょうか?
どんな人でも1日24時間1年365日という時間が与えられています。時間は命と同じく有限です。だからこそどう使うかは自分次第。自分次第で暮らしや生き方が変わるという事を、身近なおうちの暮らしから作れるし、おうちはただの箱ではなく、やりたいことを実現できる空間。そう思います。
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